沖縄

独自の文化発達により全国の中でも最も少ない神社保有数

日本の都道府県の中でも最も神社の数が少ないのは沖縄県です。
その数が10社程度となっており、次に少ない和歌山県でも500社近くあるため、神社の数の少なさは圧倒的なのです。
その理由として、本来沖縄というのは日本とは別の国であり、明治12年になってやっと日本に完全に取り込まれました。

それまでは、沖縄というのは日本と中国の二国から二重の支配を受けていた土地であり、建前としては独立国だったのです。
また、周囲からはかなり遠く離れている土地であり、独自の文化が発達してきたために、日本では盛んになっている神道が沖縄では根付かなかったとされています。
そのため、歴史的な経緯を考えると沖縄に神社の数が少ないのは当然といえるのですが、それでも神社はあります。

たとえば、琉球王朝八社という明治以前の琉球王府から特別な扱いを受けている神社が存在しています。
これは沖縄八社、あるいは琉球八社とも呼ばれることがあります。
それらは安里八幡宮が八幡神を祀っている以外は、すべて熊野神を祀っています。

那覇市には天久宮という神社があり、柏高校の近くに位置しています。
赤い鳥居が目立つこちらの神社は社殿が空襲によって失われています。
戦後には本殿が建立されたのですが、社殿は未だに復興していません。

那覇市の若狭には波上宮という神社があります。
こちらの神社は海のすぐそばに位置しており、崖の上に鎮座しているのが特徴的です。
沖縄県内では最も有名な神社であり、初詣には多くの人で賑わいます。

拝殿には大迫力のシーサーがあります。
昔からの歴史のある神社なのですが、戦争で被災しました。
戦後になって総本殿と社務所、拝殿が再建されました。

こちらのサイトでも沖縄の神社について解説しているのでぜひ御覧ください。
>>琉球沖縄八社・神社巡り|末吉宮

沖縄の神社を楽しむ

当サイトでは沖縄の神社として生天光神明宮を紹介しています。
沖縄にはそもそも神社の数が少ないため、すべての神社をめぐることも不可能ではないでしょう。
もし時間に余裕があるならば、挑戦してみると楽しいでしょう。

那覇市には沖縄神社があります。
こちらは沖縄県が新設された後に、県民からの要望により県社を建立することになって、1925年に完成しました。
首里城跡にこちらの神社は創建されて、拝殿は首里城の正殿を流用しました。

しかし、第二次世界大戦では米軍からの砲撃により山とともに大破しました。
そして、跡地には琉球大学が置かれることになりました。
その後、再建運動が起こったのですが、大学からは土地の返還に応じてもらえず、1960年に現在の地に再建されました。

他にも沖縄には色々な神社があります。
それぞれに歴史があるため、調べてみると面白いでしょう。